【滞在記録】カナダ オンタリオ州(2016年)


ナイアガラの滝(カナダ側)2016/03/26


まだ高校生だった頃に、研修でカナダのオンタリオ州にある某ご家庭に2週間滞在し、現地の高校に通ったことがありました。

ここには、その時のことを覚えている範囲で勝手に記録していきます。

とはえい、もう何年か前のことで記憶が飛び飛びで、当時はスマートフォンも持っていなかった私なので写真も数えるほどしかありません。

それでもよろしければ、お付き合いください。


言語



カナダで使われている言語は、真っ先に英語が思い浮かぶのではないでしょうか?
しかし、実際にはなんともう一種類の公用語が存在します。

それが、フランス語。

私が訪れたオンタリオ州は主に英語が使われている地域でした。

しかし、例えばケベック州では主にフランス語を使う人々が多いとかなんとか。

とはいえ、私がオンタリオ州に滞在していた間で、フランス語に触れる機会は全くなかったです。
(というよりは気が付いていなかっただけかも?)


都市



カナダの都市と言えば、オリンピックの開催地にもなった「バンクーバー」が日本人にとってはなじみ深いのではないでしょうか?

しかし、カナダの国家としての首都、政治の中心が置かれているのはオンタリオ州のオタワになります。

一方で、オンタリオ州自体の州都、トロントはカナダ国内のも最大の都市で「経済の中心」と言えるでしょう。

私も、カナダの地に初めて降り立ったのはトロントの「トロント国際空港」でしたが、規模もさることながら、待ちあいスペースの各テーブルに黄色いアルストロメリアの一輪挿しが飾られていた、とてもおしゃれな空港であったと記憶しています。


観光

カナダの観光スポットと聞いて、「ナイアガラの滝」を思い浮かべない人は居ないのではないでしょうか?

言わずと知れた、観光の名所であり、アメリカ合衆国との国境でもあるのが「Niagara Falls」です。

記事の冒頭の写真は私が「スカイロン・タワー」というタワーの中にあるクルクル回るレストランから撮った一枚です。

一般に、ナイアガラの滝として知られているのはコチラの風景ではないでしょうか?

ナイアガラの滝(カナダ側),2016/03/26


一方で、前述のとおりナイアガラの滝はアメリカ合衆国との国境でもあり、当然、滝と川の対岸は自由の国、アメリカ合衆国です。


ナイアガラの滝(アメリカ側),2016/03/26


川を挟んだ向こう側には「いかにもアメリカ」と思える街並みが広がっていました。

特に、写真の左上に写る青い光を放つ近代的なビルが当時すごく印象的でした。

私もその時パスポートを持っていたら、歩いて国境を越えてみたかった!!

文化



メープルリーフ金貨(ゴールドミセスHPより,2024/12/05)

画像の右側メープルリーフ金貨はカナダの「王室造幣局」が発行している、言わずと知れた99%以上純金でできた実際に利用できる金貨です。

(もちろん、額面通りに利用することを目的として購入する人はそうそういないでしょうけど。)

メインブログの話になって恐縮ですが、このメープルリーフ金貨はウィーン金貨と並んで、気軽にできる金投資「コイン投資」の投資先として有名です。

このコインには両面にそれぞれ、カナダの象徴が描かれています。


まず、女性の横顔が描かれていますが、この方は「エリザベス2世」。
イギリス王室の歴代女王陛下の御一人であらせられます。

このことからもわかるように、同じ北米でもアメリカ合衆国が過去に「独立宣言」をしてウェーイ!などと言っている一方で、カナダはイギリスの影響を今なお色濃く受けているのです。

私のホームステイ先のホストファザーも”We have Queen"と、それが我らとアメリカの違いだと、言っておりました。

イギリス王室は、本国だけでなくカナダの国民からも愛される王室なのですね。


そしてもう一方の面に描かれているのが「サトウカエデ」の葉っぱになります。

サトウカエデの葉っぱはこのコインだけでなく、カナダの国旗にも描かれている葉っぱになります。

そして、このサトウカエデの樹液からつくられるのが、みんな大好き、ホットケーキにかけるとおいしいやつ「メープルシロップ」でございます。

このメープルシロップ、カナダ国内ではポピュラーなものらしく、その辺の薬局でも500 mL入りのガラス容器の奴が、手ごろな価格?で売っています。

一方で、観光地の売店で売っているのはプラ容器の少ないやつでもそこそこお高い印象を受けます。

カナダでコスパの良いメープルシロップをお求めの際は、町中のドラッグストアを覗いてみてはいかがでしょうか?

まとめ

今回は管理人のずいぶん昔のカナダでの思い出を記しました。

同じ北米でもお隣の最強国とはずいぶんと文化が異なるカナダ。

北米はテレビ等のメディアでも目にする機会が多いですが、日本人が訪れると意外とカルチャーショックを受けることもあります。

トイレでは便座が黒かったり個室の中が扉の下から容易に覗けてしまったり洗面台の水道の形が特殊すぎて使い方が最初わからなかったり。

食文化にしても一緒に行った当時のクラスの同志は、昼食にりんご丸ごと1つ持たされて困惑したり、サンドイッチが不味いとも言っていました。

一方で、訪れた高校の生徒さんのなかには日本に興味がある方もいらっしゃって、ひらがなの読み書きもできるほどの人がいました。

もうやり取りはしていませんが、LINEを交換したのは良い思い出です。
というか、LINEがあちらでもポピュラーな事自体に参加者一同驚いていましたが(笑)


ということで、個人的な思い出話が長くなりそうなので、今回はこのへんで失礼します。

さよなら、さよなら、さよなら、、、